|
|
|
北海道の西北端、稚内の西に浮かぶ利尻、礼文の2島と、稚内から南に続く稚咲内の海岸と、サロベツ原野の一帯が公園に含まれています。 このうち、自然景観の見どころは、利尻山(1,721m)の山容と、礼文島の桃岩付近のお花畑ではないでしょうか。 利尻山は、利尻島に渡って、身近にみられるのが格別のようです。それは、円錐型の成層火山ですが、中腹から上は浸食が進み、アルプスのような岩峰が尾根を作っています。 中腹以下の山麓には扇状地がとりまいて、美しい裾野を海岸まで拡げています。 徳川時代の末期、幕府の方針によりこの島に渡ってきた会津藩の武士たちが寒さや飢えに耐え、どんな日々を送ったかをしのびながら利尻山を仰ぎ見ると、その風景は、北辺の
厳しい自然を表現するかのように見えてきます。 礼文島の桃岩付近の風景はそれとは反対のロマンチックなものです。レブンソウ、レブンウスユキソウ、ミヤマキンポウゲなど、色とりどりの高山植物が咲き乱れるこの世の楽園です。北辺の自然風景といっても、このように幾つもの顔があるようです。 |
|