研修の背景と目的
国際エメックスセンターでは,普及啓発・人材育成事業の1つとして,発展途上国における沿岸海域の環境保護を推進する人材の育成に貢献することを目的として,JICA(独立行政法人国際協力機構)からの委託を受け,「閉鎖性海域の水環境管理コース」研修を1990年度から実施しています。
本研修は,閉鎖性海域や沿岸域の環境管理に従事する中堅行政担当官や技術者を対象としています。高度経済成長期(1960〜1970年代)に深刻な環境汚染を経験した瀬戸内海などの閉鎖性海域での環境改善の取り組み,環境管理計画の策定,規制の手法,排水処理等についての学習を通して,将来の指導的役割を担う人材を育成し,開発途上国の水環境保全に貢献することをめざしています。
研修内容と方法
研修では,主に大学教授や行政機関の職員が講師を務め,閉鎖性海域における環境管理,環境政策,水質汚濁,排水・廃棄物処理,沿岸域のエコシステム等に関する講義と,処理・分析技術等の実習を行います。
さらに,関係省庁や地方行政機関,研究機関,大学,民間企業等の支援と協力を得て,研究所や処理施設,環境教育など,環境に関する現場の視察も行います。
研修人数の実績
| 年度 |
参加人数 |
国別内訳 |
| 平成20年度 |
4人
コートジボワール:2
ベネズエラ:2 |
コートジボワール,ベネズエラ |
| 平成19年度 |
8人
コートジボワール:3
インドネシア:4
ベネズエラ:1 |
コートジボワール,インドネシア,ベネズエラ |
| 平成18年度 |
6人
インドネシア:2
その他各1 |
中国,コートジボワール,インドネシア,サウジアラビア,タイ |
| 平成17年度 |
8人
8ヶ国各1 |
ブラジル,チリ,コートジボワール,インドネシア,キリバス,パキスタン,
フィリピン,サウジアラビア |
| 平成16年度 |
7人
7ヶ国各1 |
ブラジル,中国,コートジボワール,インドネシア,パキスタン,
サウジアラビア,タイ |
| 平成15年度 |
6人
6ヶ国各1 |
アゼルバイジャン,バーレーン,チリ,中国,インドネシア,サウジアラビア |
| 平成14年度 |
8人
8ヶ国各1 |
バーレーン,ブラジル,チリ,インドネシア,フィリピン,サウジアラビア,
スリランカ,タイ |
| 平成13年度 |
7人
7ヶ国各1 |
タイ,フィリピン,トルコ,サウジアラビア,マーシャル諸島,エルサルヴァドル,
ブラジル |
| 平成12年度 |
6人
6ヶ国各1 |
中国,タイ,フィリピン,トルコ,インドネシア,サウジアラビア |
| 平成11年度 |
6人
6ヶ国各1 |
サウジアラビア,タイ,エジプト,トルコ,ブラジル,スリランカ |
| 平成10年度 |
6人
6ヶ国各1 |
チリ,サウジアラビア,モザンビーク,タイ,ベトナム,トルコ |
| 平成9年度 |
7人
7ヶ国各1 |
フィリピン,タイ,エジプト,サウジアラビア,トルコ,イラン,クウェート |
| 平成8年度 |
8人
8ヶ国各1 |
インドネシア,マレーシア,フィリピン,タイ,トルコ,チリ,イラン,クウェート |
| 平成7年度 |
7人
フィリピン:2
その他各1 |
チリ,メキシコ,フィリピン,サウジアラビア,タイ,インドネシア |
| 平成6年度 |
6人
6ヶ国各1 |
韓国,ポーランド,メキシコ,フィリピン,サウジアラビア,インドネシア |
| 平成5年度 |
5人
5ヶ国各1 |
韓国,メキシコ,フィリピン,サウジアラビア,タイ |
| 平成4年度 |
9人
9ヶ国各1 |
中国,フィリピン,インドネシア,マレーシア,クウェート,ブラジル,コロンビア,
マダガスカル,セネガル |
| 平成3年度 |
7人
7ヶ国各1 |
中国,韓国,タイ,エジプト,サウジアラビア,トルコ,コロンビア |
| 平成2年度 |
8人
8ヶ国各1 |
中国,マレーシア,タイ,エジプト,サウジアラビア,トルコ,ブラジル,メキシコ |