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環境省環境研究総合推進費S-13 持続可能な沿岸海域実現を目指した沿岸海域管理手法の開発環境省環境研究総合推進費S-13 持続可能な沿岸海域実現を目指した沿岸海域管理手法の開発

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2015年4月3日

柳 哲雄(2015)
貧栄養化海域の水環境の現状と課題
環境技術、44-3、147-153

要旨

全リン・全窒素濃度が減少し始め、貧栄養化しつつある現在の瀬戸内海では漁獲高が富栄養化時期より大きく減少している。同じ栄養塩濃度で漁獲高が異なるこのような多重解が得られる主な理由は、水質―底質相互作用にある。再び漁獲高を増加させるには浅場環境を改善して、海洋生物を増加させ、健全なリン・窒素循環を復活させる里海を創生する必要がある。

論文をご希望の方は柳までご連絡下さい。別刷りをお送りします 。