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環境省環境研究総合推進費S-13 持続可能な沿岸海域実現を目指した沿岸海域管理手法の開発環境省環境研究総合推進費S-13 持続可能な沿岸海域実現を目指した沿岸海域管理手法の開発

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2015年12月9日

EAS Congress 2015(ベトナム・ダナン)の概要 

EAST ASIAN SEAS CONGRESS 2015 (EAS Congress 2015)
日時
2015年11月16日(月)~21日(土)
場所
フラマ リゾート(ベトナム・ダナン)

EAS会議2015の概要

EAS(East Asian Seas)会議2015がベトナム政府、ダナン市、PEMSEA(Partnerships in Environmental Management for the Seas of East Asia)、UNDP(United Nations Development Programme)などの共催により、2015年11月16~20日、ベトナム・ダナンのFuramaリゾートホテルで「Global Targets Local Benefits」をテーマに開催された。
  16日午後には、PEMSEAの参加国や非政府パートナーからの参加者500名以上が出席して開会式が行われた。開会式においては、ベトナム国副首相、天然資源環境相、ダナン人民委員会議長等があいさつを行った。

続いて、17~19日には、三つの分科会1)「東アジア海域における持続的発展のためのパートナーシップのこの10年」、2)「持続的発展と気候変動への活動の加速」、3)「展望から実現へ:世界的課題と地域利益の連携」が行われた。
17日に開催された、ワークショップ 2.1では古川恵太笹川平和財団海洋政策研究所主任研究員・松田治広島大学名誉教授が座長となり、「ICMの成功例・改革・影響(Good Practices, Innovation and Impacts in ICM Applications in Japan)」をテーマに事例発表が行われた。

ワークショップの前半では浦中秀人志摩市里海推進室課長補佐、御子柴北斗小浜市産業部次長、及び、田中丈祐NPO法人里海づくり研究会議理事・事務局長から、里海創生活動等の取組の様子が紹介された。
また、ワークショップの後半では、柳哲雄国際エメックスセンター特別研究員(九州大学名誉教授)が「持続可能な沿岸海域管理法の開発」、日高健近畿大学教授が「ICMにおける多段階管理仮説」、及び、松田治広島大学名誉教授が「日本における里海活動の現状」と題して、2014年度から国際エメックスセンターが環境省の委託を受けて実施している、環境省環境研究総合推進費S-13プロジェクト「持続可能な沿岸海域実現のための沿岸海域管理法の開発」の実施状況を紹介した。

また、会場ロビーに設けられた展示ブースにおいて、国際エメックスセンターが2~3年毎に世界各国で開催しているエメックス会議や、S-13研究プロジェクト「持続可能な沿岸海域実現を目指した沿岸海域管理法の開発」等を紹介するポスター等を掲示し、事業内容の広報活動を行った。
11月18日(水)に開催された、EASパートナーシップ会合、及び、11月20日(金)に開催された、閣僚級会合には、エメックスセンター松田治副理事長と川脇康生事務局長が出席した。11月21日(土)にはフィールドトリップが行われ、ダナンの海岸線の様子を車中から視察した。

参照

1.EASCONGRESS2015報告(柳哲雄)

2.Workshop2.1 Part1B 日本におけるICMの成功例・改革・影響
Good Practices, Innovation and Impacts in ICM Applications in Japan
アブストラクト(英文) 柳哲雄  日高健  松田治
プレゼンテーション(英文) 柳哲雄  日高健  松田治

3.展示ポスター
EMECS11広報ポスター
里海広報ポスター
環境研究総合推進費S-13広報ポスター